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【獣医師インタビュー】やさしく、誠実に、情熱をもって、命を守る。北陸で初めてMRIを導入した、和田先生の想いとは?

【獣医師インタビュー】やさしく、誠実に、情熱をもって、命を守る。北陸で初めてMRIを導入した、和田先生の想いとは?

和田 章秀
      

ペットを「救いたい」という想い一つで病気に苦しむペットと向き合う、よつや動物病院の和田章秀先生。北陸の獣医療・ケアをさらに充実させるため、ご自身の医療技術や知識の向上のためだけではなく、地域医療の発展を目指して日々奔走しています。獣医師になったきっかけから、よつや動物病院への想いまで、詳しくお聞きしました。

動物病院47グループ 園田 祐三 先生 病院スタッフの身体的・精神的ケアを心がけながら園田祐三先生が追求するペットと飼い主が幸せな環境とは

プロフィール

和田 章秀 先生

大阪生まれ、インドネシア・川崎育ち。鳥取大学出身。東京女子医大の社会人大学院生で博士を取得する。やさしい獣医療を目指し、診療と研究の二足のわらじを履いた修業時代を経て、2014年、「よつや動物病院」を開業。開業後、2年目にMRIを導入し、4年目には分院を開院。現在は北陸動物医療チームの初代チームリーダーを兼任している。
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目次

動物が大好きだった少年時代。
幼い頃から持ち続けた、獣医師への想い。

改めて獣医師になることを決意したきっかけ、経緯についてお聞かせください。

もともと、小さい頃から動物は好きでした。当時も犬や猫を飼っていて、動物がいつも身近にいたこともあってか、昔から自然と獣医師になりたいと思っていましたね。そして、そこからいざ獣医師を目指して大学受験という時期に、いつも勉強している図書館で動物愛護団体のイベントが開催されていたことがあったんです。

さまざまな動物の写真を展示しているイベントだったのですが、どの写真もかわいそうな動物の姿ばかりで。改めて獣医師になりたいという気持ちが強くなった瞬間でした。大学の獣医学部に受かってからは、本当に忙しかったという記憶しかありません(笑)。

勤務医 兼 大学院生時代は、臨床の仕事や大学での研究でほとんど自分の時間はなかったですね。それでもこの頃に必死で獣医学に向き合った経験は、今でも獣医師として頑張り続けられている、礎のようなものになっているかもしれませんね。

地方の病院で開頭手術も行っている開業獣医師は珍しいのではないでしょうか?

研修生をしていた時期にお世話になっていた外部の大学の先生が、脳外科の獣医師だったこともあって、私自身が獣医師としてキャリアをスタートさせる際は自然と脳外科という分野を選んでいました。初めて動物の開頭手術の光景を目の当たりにした際は、衝撃的だったと同時に、自分自身のモチベーションが上がったのを今でも覚えています。

脳外科の手術は長い時だと12時間かかることもあります。脳腫瘍という難しい病気を治すための挑戦でもあるので、長い時間がかかっても手術が成功してペットが元気になった様子や、飼い主さんのうれしそうな表情を見ると、こちらも救われた気持ちになりますね。もともと分野としても興味はありましたし、獣医師として脳外科を学んだことは必然だったのかもしれません。

北陸の動物病院で、初めてのMRI導入。
ペットを救うためにできること。

MRI導入について、開業当初から導入しようという想いがあったのですか?

地方の医療設備を充実させたい、そして一般的に助かることが難しいと言われる脳や神経系を始めとした、重い病気で困っているペットを助けたいという気持ちから、MRIの導入を決めました。多くのペットや飼い主さんと向き合う中で、どうしても地方と都市部での医療設備の格差を感じることがあります。

もちろん各分野で強い専門性を持った優秀な動物病院は北陸にもたくさんあるのですが、脳や神経系の病気に関しては、北陸では長時間かけて遠方まで受診しなければならないケースが多いのも実情です。脳や神経系の病気で一刻を争う病状のペットがいたとしても、近くにMRIのある病院があれば助かる命もきっと増えるはず。少しでも多くのペットの命を守りたい、という一心でした。

和田先生の、その行動力を生み出す原動力はどこにあるのでしょうか?

獣医師であれば誰しもがそうだと思いますが、私の中にも、ペットを「救いたい」という想いがいつもあります。以前、鼻の中にガンができてしまった子がいて、病院が遠方にあるため、十分な放射線治療を受けることができずに亡くなってしまったことがありました。MRIだけでなく、CTと放射線照射装置を導入したのも、こうした悲しいケースからペットを「救いたい」と思ったからです。

また、MRIは骨の中の柔らかい組織は見えるのですが、骨や動いているものはうまく見えません。しかし、CTは全身を見たり、肺や肝臓、骨の病気や脳神経以外の腫瘍を見つけるのに有用です。これからも「命を救いたい」という想いを大切にしながら、挑戦をしていきたいですね。

やさしく、誠実に、情熱をもって、命を守る。
ペットと飼い主さんに対する、揺るがない姿勢。

よつや動物病院が大切にしているモットーについて教えてください。

よつや動物病院では、「やさしく、誠実に、情熱をもって、命を守る」をモットーとしています。「やさしく」、「誠実に」という部分に関してはペットや飼い主さんはもちろん、一緒に働くスタッフを含めて大切にしていますね。そしてペットと飼い主さんのお困りごとに対して、「情熱をもって」挑戦する姿勢を持つこと。「命を守る」という言い方は少しおこがましい気もしますが、それでも目指し続けなければならない目標だと思っています。これから先も、飼い主さんだけでは解決できないペットの問題に対して、よつや動物病院の全員で真摯に向き合っていきたいと考えています。

動物病院に加え、トリミングサロンやペットホテルなどの事業をなぜ展開されようと思われたのでしょうか?

愛犬や愛猫をきれいに、かわいく保つためにトリミングサロンを利用される飼い主さんは多いと思いますが、病気にかかった子はトリミングの利用を断られるケースがしばしばあります。私自身も診療していて、トリミングサロンに行けず毛がボサボサになった子を何回も見てきました。頑張って病気と闘っているペットこそ、いつもきれいでいてほしいと思ったことが、ペットサロンを併設させた理由です。病気の治療だけでなくペットのケアも同じ場所で行うことができるということが、トリミングサロンを併設する一番のメリットだと思っていますね。

また、同じく病気が理由でペットホテルの利用を断られることも多いのですが、こちらのケースで困るのは飼い主さん。ペットの病気を理由にどこにも旅行ができないというのは、飼い主さんにとってもストレスになってしまうはず。ペットにとっても、飼い主さんにとっても、少しでもストレスの少ない環境を作りたいと思って、トリミングサロンとペットホテルを併設させた動物病院を作りました。

スタッフの笑顔は、飼い主さんにも、ペットにも必ず届く。
だからこそ、笑顔の絶えない病院づくりを!

院長としてこれからどんな動物病院を目指していきたいですか?

スタッフが笑顔でいられる現場を、いつも意識していますね。院長もスタッフも関係なく一つのチームとして、意思疎通がしやすい環境を意識しつつ、僕自身は常に一緒に働いてくれているスタッフにはやさしくしたい。私自身も勤務医時代、どうしても辛い時に表情が顔に出てしまうこともあったのですが、やはり病院の雰囲気はペットや飼い主さんにも伝わります。だからこそペットや飼い主さんだけでなく、一緒に働くスタッフにとってもよつや動物病院を居心地の良い空間にしたいですね。

飼い主さん、ペットに対して気をつけていることはありますか?

診察台や、診療室の中の掃除を行う時に、スタッフにはいつも「ペットや飼い主さん目線でやってみて」と声をかけるようにしています。どうしてもスタッフ目線だと気づくことができない細かい汚れや、実は獣医師にとって動きやすい診療室の器具の配置が、ペットや飼い主さんにとって動線を塞ぐようなことになっていた、といったようなことは往々にしてあり得ます。ただでさえ不安な気持ちでペットや飼い主さんはいらっしゃると思うので、ペットや飼い主さんに対してはどこまでも丁寧に、誠実に向き合っていきたいと考えています。

最後に、飼い主さんへのメッセージをお願いします。

和田先生と取材を見学しにきたお子様と一緒に

飼い主さんが動物病院に行く際は、不安を感じながらいらっしゃる場合がほとんどだと思いますが、全国の動物病院のスタッフさんたちは、ペットはもちろん飼い主さんの不安に対して誠実に向き合う方ばかり。ペットに関するお困りごとがあった際は、ぜひもっと楽な気持ちで来ていただければと思っていますね。

よつや動物病院 ひみ動物病院

動物病院47グループ・園田祐三先生のバトンへの回答

園田先生

Q1. 和田先生が脳外科を学ばれたきっかけを教えてください。

和田先生

研修生の時代にお世話になった脳外科の先生の影響も大きいのですが、もともと脳外科や神経系の分野に興味があったので、脳外科を選びました。

園田先生

Q2. 獣医師・看護師・トリマーの皆様とどのようなチームにしていきたいとお考えですか?

和田先生

お互いに笑い合えるような、やさしい雰囲気のチームを意識していますね。私自身も常にスタッフに対してやさしくありたいと思っています。

園田先生

Q3. 和田先生にとって「人生」とは、一体どういうものでしょうか?

和田先生

よく冗談めいて話すこともあるのですが、朝起きて寝るまでの間はずっと臨床獣医師でいたいと思っています。100歳まで現役でいたいですし、これから先もずっと臨床獣医師でありたいと考えています。

ワラビー動物病院・溝口俊太先生へのバトン

Q1. お父様も臨床獣医師で、その背中を今も追い続ける溝口先生ですが、なぜ後を継ごうと思ったのですか?私も子どもがいるので参考にしたいです。
Q2. お互いに臨床獣医師の奥様がいますが、同じ仕事をするもの同士、良い関係を築くコツはなんでしょうか?
Q3. 跡を継いだ際、以前から所属していたスタッフとは、どのようにコミュニケーションを取っていましたか?また、対処法やうまくいった秘訣を教えてください。

 
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