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更新日: 2026年6月27日

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  • WEB予約可

札幌総合動物病院きたごう院

抗がん剤治療について

獣医師(院長) 森 文彦
2026.06.27
抗がん剤治療について

犬や猫でも、リンパ腫や肥満細胞腫など、抗がん剤治療が有効ながんは少なくありません。

「抗がん剤はつらそう」「副作用が心配」と感じられる方も多いですが、
動物の抗がん剤治療では、生活の質(QOL)を保ちながら治療を行うことを大切にしています。


そのため、人の治療のように強い副作用を前提とするのではなく、
その子が日常生活をできるだけ維持できるよう、治療内容を調整していきます。




■ 副作用について
・食欲低下
・嘔吐や下痢
・白血球低下に伴う発熱

などがみられることがあります。

これらの副作用により入院治療が必要となる確率は5%以下とされており、
抗がん剤による死亡は1%未満と報告されています。


一方で、多くの場合は日常生活を送りながら治療を継続できるケースがほとんどです。

■ 抗がん剤投与後の注意点
消化器症状
嘔吐や下痢がみられた場合、軽度であれば内服薬の使用やフードをふやかすなどで対応できることがあります。
症状が強い場合は、病院での早期の治療介入が重要です。

白血球低下
白血球低下による発熱に早めに気づき、早期に治療介入することが重要です。
ご自宅での体温測定を推奨しております。
当院で動物用体温計をご購入していただくことも可能です。

白血球低下を認めた場合は、状況に応じて白血球の回復を促す薬である「ノイトロジン(G-CSF製剤)」を使用することがあります。


■ 抗がん剤の種類
当院では、さまざまな腫瘍に対応できるよう、複数の抗がん剤を取り扱っております。

国内で使用されている薬剤に加え、
海外から取り寄せとなるロムスチン(CCNU)やクロラムブシルなどの薬剤にも対応しております。


副作用の出方や投与方法は抗がん剤ごとに異なるため、その子の状態に合わせて丁寧にご説明いたします。

■ 最後に
抗がん剤治療は、病気の種類や進行度、全身状態によって適応が異なります。
外科手術や緩和治療を中心に考えた方がよい場合もあり、治療方針はその子その子で異なります。


当院では、病状だけでなく、ご家族のご希望や通院可能な頻度も含めて、
無理のない治療方針をご提案いたします。

「抗がん剤治療が可能か知りたい」
「副作用や通院頻度について詳しく聞きたい」
「他院で腫瘍と診断されたが、今後の治療について相談したい」

そのような場合は、お気軽にご相談ください。

札幌市白石区北郷2条13-3-20
札幌総合動物病院きたごう院
獣医師 森文彦

 
獣医師(院長) 森 文彦
獣医師(院長) 森 文彦

動物たちと飼い主様に寄り添い、少しでも大きな安心を提供すること。
必要となれば確定診断にこだわり、正確な治療指針を提供すること。
この2つを心がけています。
お気軽にご相談頂けるとうれしいです!

※ブログに投稿される医療などに関する情報は、各動物病院に一任しております。

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